WECKのきほん

WECKの様々な楽しみ方を学ぼう

実践!瓶詰め 後編

#07

#07

実践!瓶詰め 後編

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きほん講座もいよいよ終盤です。それではさっそく煮沸の工程に入っていきましょう。

STEP5煮沸をする

鍋は一気に強火にするのではなく弱火から始めて、沸騰するまで温度が上がらないように注意しながら、ゆっくりと加熱してください。沸騰直前の状態を保ちながら30分ほどを目安に煮沸します。
中の空気が押し出され空気の玉が出てきます、そして徐々に細かい泡がたくさん出てきて泡が収まったら、密閉状態の完成です。

【 ワンポイント 】沸騰直前とは、ぽこん、ぽこんと大きい泡が出てくるくらいの温度が目安です。

STEP6鍋から取り出す

煮沸が完了したら、グラスリフターやトングでWECKを取り出し、ふきんの上で冷まします。
冷水や冷蔵庫などには入れずに、必ず自然に温度を下げてください。

完全に冷めたら、密閉が成功しているか確認してみましょう。
ゴムパッキンのタブが水平よりも少し下を向いていたら、成功の証です。しっかり脱気され真空状態にある容器は、蓋を固定していたステンレスクリップを外し、蓋を持ってゆっくり持ち上げてもびくともしません。

開けるときは蓋を押さえてゴムパッキンのタブを引っ張るだけ。プスっと瓶の中の空気が抜ける音がしたら、容器の中は真空ではなくなります。そうしたら蓋を開けてください。一度開けてしまったら、中身は早めにお召し上がりください。

失敗!? してしまったときは、、、

・中身を入れすぎてないか確認しましょう。目安は8分目です。

・口に汚れが残っていませんか?煮沸前に拭き取りましょう。

・煮沸時間が短く、空気が外に押し出されていないと密閉されないので注意。

中身が多すぎると、中身に押し出されてゴムパッキンが蓋からはみ出してしまいます。
反対に中身が少ない場合は、中の空気が多くて脱気しきれずNGになることも。

失敗したら早めに食べてしまうか、もう一回密閉にチャレンジすればOK。もし保存中にパッキンがゆるんで開いてしまったら、すでに傷んでいる可能性が高いので、中身は食べずに破棄してください。

失敗の原因がわからないこともありますが、ゆったりとした気分で楽しんでみてください。

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