#01堀内果実園 堀内奈穂子さん
「果実園のサングリアミックス」開発秘話
果物の魅力が詰まったドライフルーツ、とても素敵なパッケージ、ぜひWECKを使っていただきたい……と願っていた堀内果実園さん。WECKを商品に使用したいとお話しをいただいた時、スタッフ全員の気持ちが舞い上がったのを今でも覚えています。今回は商品の開発秘話を中心にじっくりお話しをお伺いします。
第1回目のインタビューは
奈良県で明治36年に開墾し、果物そのものの魅力を届け続けている堀内果実園。
柿や梅などのフレッシュな果実の生産はもちろん、ドライフルーツやコンフィチュールの加工から直営ショップやカフェの運営などを展開し、注目を集めています。
そして、今回お話しを伺ったのは取締役の堀内奈穂子さん。
「TULIP 1,000ml」を採用いただいた「果実園のサングリアミックス」の商品の開発秘話をはじめ、果物栽培やドライフルーツ製造へのこだわり、今後の展開(WECKとコラボの可能性も?)についてインタビューしました。
「美味しい果実をもっと身近に」こだわり続ける理由
―― 長い歴史を持つ堀内果実園さんについて教えてください
堀内奈穂子さん(以下、堀内):元々は「堀内農園」として奈良・吉野にて明治36年開墾しました。
先代、先々代と、当時では珍しかった農薬回数を減らした減農薬、特別栽培を取り入れ、果物そのものの魅力を届けられるように努めてきました。
しかし、20年ほど前にフレッシュな果物の消費が減ってしまい、「果物をいかに身近に感じてもらえるか」を考えた結果、ドライフルーツの加工製造にたどり着きました。
そのことがきっかけで、約10年前に「堀内果実園」として法人化し、今に至ります。
―― なるほど、長い期間にわたり、こだわりを持って果実を生産されてきたのですね。ドライフルーツの製造方法にも、こだわっている部分があるのですか?
堀内:20年前の当時はドライフルーツといえば砂糖漬けしかなく、砂糖や添加物を使っているものがほとんどでした。しかし「果物自体が美味しい、だからこそドライフルーツも美味しい」という想いがあり、弊社では当時から砂糖や添加物を一切使用せずに、質の良い果実を使ってドライフルーツを製造してきました。
現在では果実の加工品はもちろん、やはりフレッシュな果物をみなさまに楽しんでいただきたいと考え、飲食店やカフェも経営しています。
「果実園のサングリアミックス」開発秘話に迫る!
―― 早速ですが「果実園のサングリアミックス」開発時に工夫、苦労した点があれば教えてください。
堀内:サングリアといえば、ワインが1番に連想されるので、ワインの量(フルボトル/ハーフボトル)を余すことなく使えるスパイスパウダー量の調整に時間をかけました。特にサングリアに使われる素材(シナモンやスパイス)はある程度決まっているので、その中でどうバランスをとるかという部分を悩みながら開発しました。
―― 私はすっきりした白ワインでいただいたのですが、ワインを入れた瞬間に果実の香りが広がって驚きました! どのようなワインで仕込むのがおすすめですか。
堀内:お好みのワインでぜひお試しいただきたいですが、もしアルコールが少し苦手という方でしたら、甘口のフルーティーなワインをあわせると好みのお味に近くなると思います。
「お酒を飲まない方にも楽しんでいただきたい」という想いもあり、炭酸水や紅茶とあわせても美味しいドリンクに仕上がることを意識しました。ぜひ、ワイン以外でもお楽しみください!
―― なるほど、お酒を飲まない方でも楽しめるのは嬉しいですね!
いよいよ本題ですがTULIP1,000mlを選んでいただいた理由を教えていただけますか。
堀内:フレッシュな果物がある季節は、ドライフルーツやスパイスパウダーだけでなく果物も一緒に入れて楽しんでもらいたいという想いがありました。
そこで口が広くて果物がいれやすく、ごろっとした果物が入ってもかわいらしく見える入れ物ということで、TULIP1,000mlを選ばせていただきました。
―― なるほど、ありがとうございます。以前よりWECKはご存知だったのでしょうか。
堀内:10数年前に、鎌倉のロミユニコンフィチュールさんというお店にお伺いした時にWECKにジャムを入れて販売していたり、ジャムを量り売りの容器としてWECKが使用されていたのが画期的だと感じました。
果物を扱う身としてジャムは延長線上にあるので、心の片隅でずっとWECKを使って商品化したいと考えていたのだと思います。
ドライフルーツをお客様のライフスタイルに
――「干し柿キット」など果実園のステイホームキットシリーズを展開中ですが、このシリーズを始められたきっかけを教えてください。
堀内:もともと青果物で梅の販売もしており、人気の高い商品でした。特に梅シロップ、梅酒、梅干しづくりをされるお客様も多く、青梅や黄梅など梅の状態ごとにご案内していたのですが、
キットとして販売したほうがお客様にとっても便利なのではないかと考え、梅と氷砂糖と瓶をセットで販売開始したのがきっかけでした。
その後、奈良県の吉野は柿が産地として有名なので、柿を浸透させたいという想いがあり、
ちょうど世の中の流れも、原料の良さや、自分で作ることの価値が注目されていた時期だったので、「奈良県の柿」を知っていただくきっかけとして「干し柿キット」も始めました。
小さい容器に梅2個入れて「プチ梅酒づくり」を楽しめるようなキットも現在検討中で、WECKは容器として良いな、と思っていました。TULIP 200mlあたりはサイズ的にもぴったりそうですね。
ですので、今後もステイホームキットシリーズは増やしていきたいと考えています!
WECKとの新たなコラボ商品が誕生?
―― 例えばですが、堀内果実園さんの扱う商品とWECKで、他にどんなコラボレーションができそうでしょうか。
堀内:店舗は限られますが昨年よりドライフルーツの量り売りをはじめたので、持ち帰ってお部屋に置いた時に見た目もかわいい容器として、WECKはぴったりだと思っていました。
ドライフルーツをより生活の中で身近に感じていただくためには、容器のフォルムの「かわいさ」はもちろん、シーンの提案が必要と考えています。
例えば、ピクルス液をちょっとつけて水分を含ませたドライフルーツは肉や魚料理の付け合わせとしてぴったりなのです。食卓やお料理のシーンにドライフルーツを提案する初めの一歩として、まずはギフトや詰め合わせセットを始めたいと考えており、その容器としてもWECKが活躍できるのではないかと考えています。
―― WECKは食卓との相性も良いので、このインタビューをきっかけに新たなコラボ商品が生まれたら嬉しいです!
堀内:実は、ソラマチ店の季節限定メニューで、苺狩りにいってたくさん苺を食べた気分になってもらえるようハーフカットした苺がごろごろ入っている「いちごツリー園」というパフェがあるのですが、その付け合わせのソース入れとして、かたちがバケツっぽく畑をイメージさせるという理由でMOLD25mlを使用しています。
―― なんと、既にお店でもWECKをご活用くださっていたのですね!
最後に、これからのWECKやWITH WECKの商品に期待することはありますか。
堀内:WECKの瓶を使って、フルーツを漬け込むことが多いのですが
醤油刺しのような、キャップがほしいと前々から考えていました。
蓋の開閉があると垂れやすいというのがあるので、蓋もあけず、すくうこともなく、1アクションですぐにかけることができる蓋があれば嬉しいです。ぜひWITH WECKの新商品としてご検討ください。
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堀内奈穂子さんの
お気に入りのWECK
- TULIP 200ml
- ジャムやドライフルーツ、ナッツ、スパイスなどの保管に卓上保存容器として、又、ヨーグルトやプチスイーツを入れておもてなし容器としての利用もできるキュートさがお気に入りです。
堀内奈穂子さん
堀内果実園 取締役
大学卒業後、1年後結婚と同時に就農。フルーツアートクリエイターの資格をとりながら、くだものの魅力を伝えるべく現在に至っています。
堀内果実園
「堀内農園」として奈良・吉野にて明治36年開墾。先代、先々代と、当時では珍しかった農薬回数を減らした減農薬、特別栽培を取り入れ、果物そのものの魅力を届けています。柿や梅などのフレッシュな果実をはじめ、ドライフルーツやコンフィチュールの加工品でも注目を集めています。さらにカフェやショップなどの直営店の運営も行っています。
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